当英会話教室で自由に英語で話をしてもらいますと、
ときおり面白い英語、いや正確には日本語ですが、飛び出してきます。
例えば、I went to Viking last night. とか I like shoe cream. などです。
街にはカタカナ英語があふれていますが、その中にはいくつかのタイプがあるように思います。
本来英語でありながら、発音だけが日本語的になっているもの。
そして、英語では全く存在しないようなものを日本人が英語らしく作ったもの。
また、英語では存在するものでありながら全く英語とはかけ離れた和製英語、
日本人はときおりそれが本当の英語と思っている場合があります。
本来英語でありながら、発音だけが日本的になっているものとして、
アレルギー、エネルギー、ビタミン、ウイルスなどがあり、それぞれ英語では
allergy(アルジー)、energy(エナジー), vitamin(ヴァイタミン)、virus(ヴアイアリス)となります。
所詮カタカナで書くのは無理があるのですが。
日本にいる外国の方には、virusをウイルスやビールスと言っても通じてしまうことがありますが、
どちらかというとこの種の和製英語が一番厄介かもしれません。
日本人が真面目な顔をしてアレルギーといえば言うほど、外国の方は混乱してしまいます。
まして、この和製英語以外のフレーズが、そこそこまともな英語であればあるほど、外国の方は困ってしまうのです。
そして英語では存在しないものですが、英語的に見せかけて作った言葉として、
アメリカンコーヒー(うすいコーヒー)、モーニングサービス(喫茶店の早朝サービス)などがあります。
外国でモーニングプリーズと言えば、What? と言われてしまうことでしょうね。
さらに面白いのが、れっきとした英語があるにも関わらず、
どちらかというと、和製英語の方が美しく、センスのある言葉として映る場合があります。
もちろん、日本だけでの話ですが。
車のバックミラーは子供のころからバックミラーと思っていましたが、そうではなく、
Rear-view-mirrorと知った時は思わず、バックミラーの方がいいのに、と叫んだものです。
その一方、ではリヤカーは英語なのか、と頭をよぎったものです。
Rear car(リヤカー)は正真正銘の和製英語です。
もっとも今の若者はリヤカーと言ってもわからないでしょうが。
野球で使うナイターはどうでしょうか。
Night game よりスマートと思いませんか。
しかし、いくら感じの良い和製英語でも残念ながら外国では通用しませんね。
寝屋川市の英会話教室JOYFULは四条畷駅から徒歩圏にあり、門真、大東からもアクセスの良い立地にあります。
随時生徒募集中ですので、お気軽にお問い合わせください。