英語と日本語、どちらがむずかしいの?

英語と日本語、どちらがむずかしいの?

 

時々「英語と日本語はどちらが難しいですか?」と聞いてくる方がいます。

さて、どちらでしょうか。皆さんはどう思われますか。

 

英語で一杯のコーヒーと言う時は “ a cup of coffee”, “ a glass of coffee”と言います。

ほかにも一枚の紙や一本のチョークは “ a sheet of paper” “ a piece of chalk”と言います。

また、花のような束になっているものやブドウ2房などは

”a bunch of flower”, “ two bunches of grapes” と言います。ごみの山は

“ a pile of rubbish” などなど。これが結構大変だという方もいます。

 

では、日本語はどうでしょうか。外国の方に日本語を教えている場面を思い描いてください。

ペンの数え方を教えます。1本のペンをテーブルの上において

これは「いっぽんのペン」と教えます。

今度2本並べます。生徒が、わかりました、「にっぽんのペンです」と言います。

いいえ、これは「にほんです」と教えます。

次に3本並べてると生徒は「さんほんですか」といいます。

いいえ、「さんぼんです」と教えます。

じゃ、4本は「よんぽんですか、よんほんですか、それともよんぼんですか」と尋ねてきます。

わたし達日本人は自然に使っていますが、数の数え方もやっかいですね。

日にちを数える時は、「ついたち、ふつか、みっか.・・・」

椅子を数える時は、「一脚、二脚」

車は、「一台、二台」動物は「一匹、二匹」

でも大きな動物は「一頭、二頭」なかなかややこしい。

 

英語の“I “を日本語にすると、「わたくし、わたし、ぼく、おれ、わし・・」

英語はその点便利ですね。全て“I”で済むのですから。

この簡単明瞭な“I”を日本語にするときにはその人物のキャラクターに合わせて訳す必要がありますね。

荒々しい人が「わたくし」とは言わないでしょうから、「おれ」とする方が自然でしょう。

同じく“you”もそうですね。「あなた、あんた(大阪)、貴様、おたく、君、おまえ・・・」

 

さて、英語と日本語どちらがむずかしいでしょうか。もちろんこれだけで判断できないですね。

 

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