何か違和感が?

何か違和感が?

 

 

日本語でもそうですが、通じれば良い、ということでもなさそうです。

例えば、「米を洗う」といより「米をとぐ」、「ご飯を作る」でも通じますが、「ご飯を炊く」、

将棋や碁をやらなくても「将棋はさす」「囲碁は打つ」というのは知っているのではないでしょうか。

これが逆に「将棋は打つ」「囲碁はさす」だとやはりおかしいですね。

このような表現をコロケーションといいます。

 

同じように英語もこのような表現があります。

例えば「ケーキを作る」と言う場合”make a cake” でも通じそうですが、やはり”bake a cake” がしっくりきます。

「薬を飲む」と言われて”drink medicine” と言うでしょうか。

”take medicine” となりますね。

このように考えると本当にたくさんありますね。

と言うことは、通じてはいてもネイテイブの方からすると随分違和感を与えてしまっていることがあるかもしれません。

それで、できるだけこのコロケーションを知っておきたいものです。

 

もう少し例を挙げておきましょうか。「眼鏡をかける」はどうでしょうか。

“put on glasses” ですが、「靴を履く」はどうですか?やはり、”put on shoes” となります。

身に着けるものは ”put on “ 使います。

しかし、逆に日本語を学び出した外国の方は、「眼鏡を履く」とか「靴をかける」と言うことも生じるのかもしれません。

 

単に単語だけを覚えていてもこのコロケーションを知らなければ随分変な英語になっているかと思うとぞっとしませんか。

普通英語で話している途中にネイテイブの方が、そこおかしいよ、とは言ってくれません。

妙な英語を使う人だなとか、英語を学び始めた人だなと思われることはあるかもしれませんね。

かなり親しいネイテイブの方が友達にいるのであれば、変な英語を使ったら教えてね、

とあらかじめ言っておくと親切に教えてもらえることでしょう。

ただ、会話が一向に進まないという事も考えておくとよいかもしれませんね。

 

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