どうすれば英語は通じるの?
前回の続きです。では、どうすれば英語は通じるのか、考えてみましょう。
英語を話したい、何とかして通じさせたいと思うあまりアウトプットばかりに気を配る人がいます。
確かに音読は大切です。シャドーイングもいい勉強法ですが、その前にすることがありませんか?
音読と並行して行なうのが良いのは
デイクテーションです。
聞こえた音をひたすら書き取っていくのです。
まずは、1分ぐらいの長さの英文を聞きます。
その文章の一文一文をもれなく書き写すのです。
実際に1分の文を書き写すのに、15分ぐらいかかるかもしれません。
一文の中に、聞き取れない単語があれば何度も何度も繰り返し聞きます。
何度聞いてもわからないところはとりあえず、空白にしておきます。
文脈も考えその単語を推測することも必要です。
たとえば、メイジャーと聞こえる部分があって、文脈からも推測できない、
いったいメイジャーてなんだろうと考えるその時が非常に大切と言えます。
真剣に聞き取ろうとすることによって、聞き取り力はぐんーと伸びるのです。
そしてメイメジャーが made your だとわかった時に、
そうかmade your はメイジャーなんだと認識するのです。
これだけではまだ不十分です。
今度はその音をまねるのです。
I made your tea. であれば アイ メイジャーテイー
のような感じです。
前にも言いましたが、自分が発音できない音、あるいは自分が発音しない音は聞こえないのです。
ふだんからメイジャーと言っていればその音は聞き取れるのです。
このように地道に英語の音を書き取って、音を認識し、それをまねることによって話せるようになるのです。
つまり、ネイテイブスピーカーともコミュニケーションがとれるのです。
こまめにこの過程を繰り返していると、英語の癖のようなものが分かってきます。
単語の語尾が発音されない場合がいかに多いかに気づくことでしょう。
during のgはほとんど発音されない、about, don’t ,but などのtもあまり発音されないと気付くのです。
would のdも音として聞こえてこない。
しかし、外国人の口を見ると、発音している口をしているのです。
ただ音が聞こえないのです。聞こえなくても単語としての間はあるのです。
デイクテーションを十分せず、文字を先に見てしまうと、アイ メイド ユア テイと発音してしまうのです。
不思議ですね。ここからスタートするといくら音読をしていても、
シャードイングが得意なつもりでも実際の英語とはかけ離れた自分流の英語を発音しているのです。
それは、いわば通じにくい英語となってしまっているのです。
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