英語は通じさえすればいいと考える人は多くいるかもしれません。
確かにそうかもしれません。本当に通じればそれに越したことはありません。
以前、ハワイに行った時のことですが、ビーチでコーヒーを注文している日本人が私の前にいました。
たった一杯のコーヒーを注文しようとするのですが、なかなか店員はわかってくれません。
“What ? ” と言われますます、委縮してしまった日本人男性は声が小さくなり、
なんとか「コーヒー」とだけ言うのですが、残念ながら通じません。
挙句の意果てに、店員から「コーク?」と言われ、その男性は「イエス」と答え、コーラをしぶしぶ手にしてビーチに戻っていきました。
たった一言の単語が通じなかったのはなぜでしょうか
“coffee”のfの発音に問題があったようです。下唇をかまずに発音していたのです。
やはりハワイでのことですが、日本人がマクドナルでオレンジジュースを頼んでいます。なかなか通じません。
これはアクセントが問題であったようです。
オレンジジュースのオは強く発音する必要があります。これもたった一言の英語が通じない例です。
時々、「英語を話すことができますが、聞くことは苦手なんです」と言う方がいます。
本当に話せているのでしょうか。
確かに中学校で習う程度の英語でも話はできます。
それに日本人には日本人の英語、フイリピンに行けばフイリピンなまりの英語があって良いかと思います。
しかし、英語を聞けない人が話す英語とはどういうものでしょうか。
英語らしくない英語になってしまうのではないでしょうか。
話すことはできると思っていても、かろうじてわかってもらえる、
それか相手が相当集中して聞いてくれて、わかってくれているのです。
日本人には一つ一つの単語を明瞭に発音する癖がありますが、英語には語尾を発音しなかったり、
次の単語につなげるために明瞭さに欠ける場合があります。
そのような特徴を知らずに話していたら相手に非常に通じにくくなるのです。
ですから、英語は通じればいいのだ、と思っている方で聞き取りが苦手な方は、
まずしっかり聞き取りの訓練をして英語の持つ独特の特徴をできるだけまねるようにされるといいかと思います。
外国人になったつもりで話すのです。当たり前ですが、私たちは外国人にはなれません。
しかし、できるだけ彼らの発音の仕方を習得した時、また一つステップアップすることができることでしょう。
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