英語は早くから学ぶと良い?
よく尋ねられることとして、「英語は子供が小さいうちから学ぶ方がいいでしょうか。」
そのように質問されると、「はい、そうですね」と答えます。
とはいうものの、週に1回1時間ほど英語教室に来て学ぶだけでは
劇的に上達するということはあり得ないことだと思います。
逆に大人になってから語学を学んで上達する方も多くおられます。
私の英語教室に3歳ぐらいから来ているお子さんがいます。
その子は前にもお話ししたかもしれませんが、
インターナショナルの幼稚園、小学校に通いました。
小学生の途中で少し事情があり、私立の小学校、
その学校の国際科に編入しました。
特にインタナショナルスクールに在籍しているときは、
先生がほとんどネイテイブだったため、
すべてのコミュニケーションは英語でした。
学校が終わってから、私の英語教室にほぼ毎日来て、宿題や付加的な勉強、
普通の小学生にはできないようなレベルの勉強を試行錯誤しながら行ないました。
宿題は山ほどあり、その中にはインターネットを使って情報を得ないとできないものや、
パワーポイントを使ってのプレゼンテーション、ライテイング、毎週1冊の割で原書を読むというのもありました。
聞く力、話す力、書く力、読む力などすべてこの小学校低学年の時期に築きあげられたと思います。
私立の小学校に編入してからは、何か目標を作ろうということで、とりあえず英語検定試験に挑戦することにしました。
3級、準2級、2級と順調に合格しました。
そして準1級に挑戦することになりましたが、準1級は1回では合格しませんでした。
小学生にとって何が難しかったのでしょうか。語彙と長文の内容につまずきの原因がありました。
英語での読書はしていたものの、内容は子供向けのものが多く、
英検に出るような政治経済、大人の一般常識的なものについての勉強に力を入れていませんでした。
楽しく勉強するのに、わざわざ興味をそそらない読み物に時間を取っていなかったのです。
おそらく日本語で書かれていても小学生には内容が理解できないものもあることでしょう。
語彙力もかなりあるとはいえ、時事ニュースに出てくるような語彙は不足していました。
その結果、不合格の通知を何度かいただくことになってしまったのです。
残念ながら、合格するためにはテスト問題に合わせた指導を行なうしかありません。
高校生に受験勉強のテクニックを教えるように試験に合格する指導に変えていきました。
そして、合格通知を手にすることができました。
リスニングに関しては、何度受験しても、ずば抜けたスコアーでした。
この部分は大人になってから勉強した人との大きな違いだと思います。
大人になってリスニング力を伸ばすのは並大抵ではないからです。
小さい時に、これほどの時間と労力をかけるなら、中学生ぐらいにはかなりの英語をこなせる子供になれるでしょうね。
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